例年だと3月中旬に満開なのに今年は桜の開花が遅く、4月に入り、ようやくあちこちで咲いた咲いたという声を聞く。
小矢部1丁目信号にあるハイキングコースからほたるの里へ、そして衣笠商店街へ戻るルート約1時間半を歩いてきました。
山道のソメイヨシノは満開で、小鳥たちも花の蜜に群がっていました。方や山の頂上や広場の桜は8分咲き。あと数日は楽しめそうです。
例年だと3月中旬に満開なのに今年は桜の開花が遅く、4月に入り、ようやくあちこちで咲いた咲いたという声を聞く。
小矢部1丁目信号にあるハイキングコースからほたるの里へ、そして衣笠商店街へ戻るルート約1時間半を歩いてきました。
山道のソメイヨシノは満開で、小鳥たちも花の蜜に群がっていました。方や山の頂上や広場の桜は8分咲き。あと数日は楽しめそうです。
井出新聞店さんに「山城ガールむつみさんが衣笠城址を案内してくれるよ」と教えてもらって行きました。
久しぶりの遠足気分です。
衣笠駅 2時30分集合
「これから1万歩以上歩くことになります」とむつみさん。ついていけるかな・・・ドキドキです。
衣笠商店街、大通りの歩道を進みます。
衣笠十字路
昔の衣笠十字路付近の様子を教えてもらいます。
小矢部一丁目でちょっと説明
これから小矢部にある高台へ、のろし跡があったとされる城山に向かいます。
「歩かないと感じられない、不自然な地形の妙を実際に体験できるかと思います。」
むつみさんの言うとおり歩いていると、普通の坂も新しいものに見えてきます。不思議面白いです。
みんなの下校時間。
「大人がぞろぞろ歩いてるね〜なんだろうね〜」
井戸店のトンネルを抜け、湘南衣笠ゴルフ前
衣笠から衣笠城址へは、鞍掛山(衣笠山)経由で尾根づたいに行ったそうです。今は「山を越えるのって大変そう」って思いますが、トンネルがなかった時代の井戸店から大矢部への山超えはとても険しい道、難所だったので、尾根づたいに歩くほうがよっぽど楽なんですよと教えてもらいました。
矢取前不動尊
駐車場?
やぐら! いきなりの史跡にびっくりしました。
「作りも丁寧なので、きっと古いものなんじゃないかな」とむつみさん。
細い道をぬけると衣笠城址の登り口あたりに出ました。
ずいぶんショートカットだ。と思ってはいたものの、これが昔からの道なんだなーとあらためて思いました。
衣笠城址へ続く、急な坂道を登ります。
(ちなみに8月も終わったというのに今日は日差しも暑かった。)
暑い。すごく暑いんだけど、登ったな〜と景色が気持ち良いです。でも疲れた〜暑い〜
巨石が見えるよお
「登れますから登っていてください」と、むつみさん、敷地のお家の方にご挨拶に行かれました。
みんなあんなにヘトヘトだったのに、メッチャ元気に登っていました。
私も登りましたよ。高い・・・こわい〜
不動井戸をチラっとのぞきました。水がわんわん出ていました。
大善寺さんの前の坂もけっこう急で、今日はいっぱいアキレス腱がきたえられた気がします。
むつみさんオススメの眺め
「衣笠城址はなにもないって言う人がいますが、とんでもないことなんです。すばらしく面白いものや跡がいっぱいあります。ここは重要な場所なんです。」
ただの夏の高台からの風景が、むつみさんの説明ですっごく面白い景色に見えてきました。
大善寺境内でお参りの後、衣笠城址へ。
足元の土がふわふわで、なんだかとってもよい場所だなと思いました。
がさっがさっと歩く枯れ葉の音が心地よいです。昔々、三浦義明は同じようにがさっがさっと音を鳴らしながらお参りしていたかな。
2時間のツアー、帰りの下り坂に長い影
むつみさんのガイドのおかげで、期待していた以上に楽しい旅ができました。
歩数計を見たら、今日は12,000歩、歩いていました。
旗立岩など、本日のツアー衣笠城址の説明があって復習できる。わーい!
商店街の近くには「平作川」という川があります。今の時期はよくカルガモの親子が泳いでいるのが見られたりします。時折カワセミが飛んでいたり、アオサギがジーっと立っていたりもするので、「魚がいるの?」とじっくり観察してみると小魚の群れが見えたりします。
2022年6月24日、「平作川の生物をしらべよう」公郷小学校の5年生の授業におじゃましました。
先生はNPO法人三浦半島生物多様性保全の天白牧夫さん。
平作川のところどころにワナが見えます。授業のために前日に設置したのだそうです。
アカミミガメは通称ミドリガメといいます。昔はお祭り縁日の屋台などでもお馴染みでした。
平作川は潮位のサイクルで水位域の変動が大きいため、アカミミガメの卵も、あるいは子どもが生まれても海に流されてしまい繁殖しないのだそうです。なので、ここ平作川にいるアカミミガメは全てだれかの家で飼っていた個体なのだそうです。
みんな捨てられた「本人」なんですね…。
「博物館に行ってぜひ調べてみてください」天白先生からみんなへの宿題が出されました。
平作川の川底に落ちている貝殻で、今は生息していない貝の貝殻なのだそうです。
大きなアオダイショウです。「こんなに大きいの初めて見ました」と天白先生も目を輝かせていました。
朝に川の塀に居たものを捕獲したそうです。
アオダイショウも、捕獲した在来の生物は授業が終わった後に、元の住処(すみか)に返してあげました。
(本日見られた生物)
アカミミガメ
クサガメ
スッポン
コイ
フナ
テナガエビ
クロベンケイガニ
チチブ(ハゼの仲間)
メダカ(改良メダカ)
モクズガニ
アオダイショウ
横須賀市自然・人文博物館に、衣笠城のジオラマがあるよと教えてもらい行ってきました。
1階にある「人文」の展示室にあります。
人文の展示室は、三浦半島に人が住み着いたころから豪族「三浦一族」の時代までを体感する部屋です。
「三浦」は昔は「御浦」だったんですね。735年、奈良時代のことです。
展示室に、大きいジオラマがありました。これが衣笠城です。
衣笠城 縮尺/1:500
(ジオラマの説明)
衣笠城は、平安時代の末につくられた山城である。鎌倉時代になると、北条氏との対決にそなえて、さらに城を大きくした。今も山城の遺構がたいへんよくのこっている。
「大善寺」が目印になるかな。たぶんこの道があの急坂で…
田畑いっぱいで、いい所だったんだろうなと、想像してぼんやりしてしまいます。
ジオラマって楽しいです。
絵の巻物も展示されていました。
平安時代後期の合戦の絵巻「後三年合戦絵詞」の一部とのこと。
かっこいい絵なので調べてみました。東京国立博物館の画像検索で見ることができます。
画像のリンク20220123.jpg
横須賀の博物館(横須賀市自然・人文博物館)といえば、入口にあるナウマンゾウがおなじみですが、ところで、ナウマンゾウっていったいどのくらい前に生きていた動物なんだろう?
こんなふうに、博物館って「なんか気になるぞ」って思って勉強したくなる場所なのかもしれません。それでまた再び博物館に来たくなります。
今日は、いつもは素通りしていたナウマンゾウの説明パネルもゆっくり読んでみましたよ。
横須賀市自然・人文博物館は、衣笠商店街から、横須賀駅行きのバスに乗り「文化会館前」下車、徒歩5分です。
商店街から歩いて、衣笠山に行ってきました。
土の上を歩くのは気持ちいいものです。
ため池「若芽堰(わかめぜき)」
いろんな鳥の声が聞こえます。衣笠山の鳥たちはおしゃべりなんですね。
平作側の階段をあがると、竹林があります。
YCCよこすか市民会議の方々がボランティアで整備をおこなっています。
衣笠山のふもとに田んぼがあります。
この敷地は、NPO法人三浦半島生物多様性保全の方々がボランティアで管理をしています。
ツバメが6羽楽しそうに飛んでいました。
ふたたび商店街へ。
衣笠商店街は風の通りがよいんだな〜
商店街に飾られた「こいのぼり」が気持ち良さそうに泳いでいました。
新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、
衣笠山公園は、現在駐車場は使用できないほか、利用に制限があります。
最新の情報はツイッター 衣笠山四季折々 がおすすめです。