秋の味覚 季節の味【上海蟹】
衣笠でも上海蟹が味わえるお店があります。

今年11月に開店10年を迎えた「江南飯店」さんに上海蟹の食べ方をおうかがいしました。

蒸したてで熱いうちに食べるので、甲羅もあつあつ。やけどに注意しながら、食べられるように解体していきます。

まずは、蒸す前の子。メスです
ウゴウゴ動いています。蟹はとても器用に脱走するのでしっかり紐で結わかれています。

セイロで蒸し上がりました。

蒸す前の濃厚なグレーの甲羅は、きれいな赤い色になります。
さて、解体です。

エイリアンみたいな「ふんどし」と呼ばれる、お腹の甲羅を はがします

オレンジ色の これ卵です おいしいです

次に背中の甲羅を下から はがします

ムキムキムキっとよい音がします

蟹のお腹を内側にして、両手で蟹の腕をつかみ、メキメキっと縦に折ります。

ここからが真剣勝負。できるだけあったかいうちに食します。

むんずと蟹を手にとって、夕焼けのような色の卵とミソを味わいましょう。
上品に食べていると、どんどん冷めていきますよ（^_^）

胴体といっしょに足をはずしながら食べすすめると、わりと上手に蟹肉も味わえます。

上海蟹は香りの食べ物。足先の蟹肉まで味わってみてください。
お家から細めのお箸を持参するのがおすすめです。

上海蟹の季節は10月から12月初旬。
時期の終盤である12月になるとオスの上海蟹が入荷するようになるそうです。
オスの上海蟹は、ミソを楽しむメスとまた違い、木の実のような香りが味わい深いとおっしゃられていました。

秋の味覚、上海蟹。機会があったら、是非ご賞味ください。

数が限られているので、事前に予約してください。

江南飯店
神奈川県 横須賀市 衣笠栄町 1-22-16
TEL: 046-852-9595
定休日：火曜日
http://www.kounan-h.com