衣笠商店街の年表作りをお手伝いしています。戦後から昭和、現代に至るまで、何年になにがあったか、この年になにがあったかということを書いていきます。衣笠商店街の、おおよそのことがらは、資料をもとに書き表していくのですが、、、
わかりやすいように、この時代になにがあったか“近隣の年表”と、“日本のできごと”も書き添えていきます。
そんななかで、
「武者行列始まる」って書きたいな。思ってしまいました。

今では、衣笠商店街を練り歩く武者のパレードは観光協会が主催となって、隔年でおこなわれています。
いったいいつから?
武者行列は、「第◯回 衣笠桜まつり」のように「第◯回」とチラシやポスターなどに書かれていないのです。
衣笠観光協会にうかがったところ、
現在保管されている資料によりますと、昭和32年(1957年)頃から、衣笠観光協会としての開催をしているようです。とお返事をいただきました。
まあ、いつかわかるだろうと気にしていたところ、
先代が衣笠商店街でお店をされていた方から、小矢部にあった桶屋の香山さんという方が鎧を作っていたことをうかがうなど、知っておきたい情報もいくつか聞くことができたりしました。
また、
大楠観光協会の冊子の発行記念の催しが芦名の浄楽寺であり、そこで上映された横須賀市制作の16ミリフイルム映画「里のまつり」の劇中に衣笠の武者行列の映像と、「10年ぶりにおこなわれた武者行列」とナレーションの音声に遭遇しました。
(というか、こんな貴重な資料フイルムが、カラー作品なのに赤く変色してしまっていたの! とても心が痛みました。)
残念ながらそのフイルムの制作年はわかりませんでしたが、横山和夫さんが市長として写っていました。(1973-1993年)
そんななかで、
大矢部にある満昌寺が2030年に「三浦大介義明 没後850年忌」をおこなうことを聞きました。住職にうかがうと、50年前の「没後800年」にも大きいお祭りをおこない、武者行列も記憶にありますよ。と教えてくださいました。住職のお話によると、大矢部の大通りでのパレードだったそうです。

三浦大介義明公が亡くなったのは、1180年。没後500年忌は1680年で江戸時代。武者行列はやっていたかどうか…村のお祭りでやっていてもおかしくないよね。そう思うと、「いつから始まったのか」なんてわからなくてもいいし、それよりも、武者行列を大切に思うことって大事だなと思います。
でも、探求は面白いものです。衣笠の武者行列、武者行列はいつから始まった? にまつわる、なにか情報がありましたら、どうぞお寄せください!









































































































































