井出新聞店(ボランティア活動)

レンタルビデオ屋ツタヤの隣、「井出新聞店」の入口正面には古着や手づくりのせっけん、古本などが置いてあります。どれどれ♪今日は掘り出し物はあるかな?いつも見入ってしまいます。
この商品は、三春町の作業所「コミュニティハウス ぼくのくれよん」さんから預っているものなのだそうです。

(2011年1月25日)井出新聞店のお母さんにお話をうかがいました。

私がね。前に、お客さんから集めた廃油で石けんを作っていてね。新聞の購読者だった関係で「ぼくのくれよん」さんもみんなで石けん作ってたのを知ったの。これが彼らとの出会い。新聞店のお店の前に彼らの石けんを置かせてもらってるのよ。
そのときから24時間テレビのときも募金のお手伝いしてくれて、「チャリティー募金!ご協力おねがいしまーす!」ってね。彼らの個性はとってもすばらしい。いっしょに過ごしていると勉強させてもらうことがいっぱい!

井出新聞店は夏におこなわれる「24時間テレビのチャリティー募金」活動をしています。

1991年7月21日のチャリティー募金

24時間テレビのチャリティー募金、第1回目の写真だ。(お若い!)この募金活動も次で24回なんですって。写真はまだまだたくさんあります。チャリティーコンサートを開いたときの「車いすでもフォーマルウェアを!雨具もかわいくファッションショー」、介助犬協会の募金、商店街の通りで介助犬体験のデモンストレーション…アルバムの写真を見ながら話は、活動に携わる方々、その方々との思い出話に花が咲きます。

井出新聞店は、その他にも「使用済み切手とプリペイドカード」「ペットボトルキャップ」「プルトップ」を集めて様々な支援の手伝いをおこなっています。

集められた使用済み切手は めずらしい切手としてパッケージされ海外のコレクターに販売するなどした対価が、インドにある孤児の家「レインボーホーム」の支援になります。

ペットボトルキャップはワクチンに。井出新聞に集まったたくさんのキャップは城北小学校に預けられ、小学生のみんなが仕分け作業をしてくれています!きれいに仕分けされたペットボトルキャップは市内の資源回収会社支援とネットワークを経てお金になるんですって。
「私たちが今やってる回収輸送は、忙しくなってしまった個人の方の活動を引き継いだの。それまで こんなにたくさんのキャップを彼はバスに乗って回収していたんです。すばらしいでしょ?
プルトップも衣笠小学校のみんな、今度は車いす10台目をめざしてるの。」
商店街の掲示板の…あのシンプルなポスターたちは小学生みんなの気持ちがギューっとつまったものだったんだね!(⇒「力作!車イス9台目」

いろんなことやってて大変ねってお客さんによく心配されるんだけど
お客さんからの購読料があって、利益があってできること。
これはね。新聞の購読者であるお客さんみなさんのおかげなんです。
ほんとにとっても感謝してるんです。

支援のネットワークはどの一端が欠けても成立しません。大切なのは長く続けること。それは地道な力が必要でとても難しいことです。
去年写真を撮らせてもらった暑い夏、24時間テレビチャリティー募金のときのみんなの笑顔を思い出しました。(⇒「24時間テレビ 募金にご協力お願いします!」

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